医療ライターズ事務所メディペンでは、医療ライターが集まるコミュニティとして「メディペンlabo(メディペンラボ)」を運営しています。

このコミュニティの中に「添削コース」という医療ライター育成講座があります。

ここでは、添削コースに受講し、修了された方の体験記をご紹介します。
今回は、言語聴覚士として活躍中のWさんの体験記です。(画像はすべてイメージです)
簡単な自己紹介をお願いします

言語聴覚士として、10年ほど大学病院や一般病院にて急性期や回復期、生活期に従事してきました。
ライターとしては、クラウドソーシングサイトでSEO記事に一度だけ挑戦した経験がありますが、記事を書くことの知識はありませんでした。
受講のきっかけは?
”医療従事者は現場で働くもの”という概念が自分自身のなかで定着していました。
しかし、コロナ禍や妊娠出産、自分自身の体調の変化を経験し「この先、現場以外でも資格を活かして働ける手段がほしい」と思うようになりました。
出産から数か月経過し育児に慣れてきたところ、医療ライター育成講座の募集を発見。「育休中の今だったら、集中して取り組めるかもしれない」と思い、受講を決めました。
受講内容はどんな感じ?
基礎編を3か月、その後の編入テストを経て医療ライター編を3か月受講しました。
それぞれ月に1回の課題があり、記事を執筆し提出しフィードバックを受けて修正し再提出をします。基礎編では一般的な医療記事の執筆。医療ライター編では私自身の専門分野に合わせた医療記事を執筆しました。
執筆する中で生じた疑問はSlackを利用し講師に質問することができるため、疑問を解消して安心して課題に取り組むことができました。
受講したことでなにか変わったことはある?

講座を受講したことで2つ得たものがあります。
それは、文章作成の基礎知識と専門分野の知識をアップデートし続ける姿勢です。
社会人経験が10年ほどあり、日常業務で文章を作成する機会があったため「書くことに慣れている方だ」と思っていました。
しかし、記事の構成やキーワードの設定といった記事を執筆する上での基礎的な知識はこれまでの臨床業務では触れることがなく、とても新鮮に感じました。また、専門用語を読者に分かる表現への置き換えや日本語の用法に関して多くの指摘をいただき、普段できていると思っていただけに、ライター業務の奥深さを実感しました。
また、医療ライターとして最新の根拠ある情報を見つけ出すことが必要です。
医療は日進月歩で変わっていくもの。専門職として「知っていた”つもり”の知識」も最新の情報では変わっていることがあります。自分の知識を過信せずアップデートし続け、信頼できる情報器官から正確な情報を選択する必要性を講座から学ぶことができました。
受講を検討されている方へのメッセージ
講座を受けなくても、ライターの仕事を始めることは可能です。
しかし、自身の書き方の癖を知れたことやさまざまな表現方法を教えていただいたこと、分からないことを共有できた機会は講座を受講しなければ得られなかったと思います。
「臨床業務以外の場で働けるようになりたい。だけど、自分ができるか不安だ。」と受講前は思っていました。けれども、力を借りながらも7つの記事を作成できたことは、これからの仕事への自信に繋がっています。
一歩踏み出す勇気が欲しい方、まずは受講してみてはいかがでしょうか。
修了課題で執筆した記事がこちらです👇
