医療ライターズ事務所メディペンでは、医療ライターが集まるコミュニティとして「メディペンlabo(メディペンラボ)」を運営しています。
このコミュニティの中に「添削コース」という医療ライター育成講座があります。
ここでは、添削コースに受講し、修了された方の体験記をご紹介します。
今回は、看護師として活躍後、企業の社内研修を担当されているDさんの体験記です。(画像はすべてイメージです)
簡単な自己紹介をお願いします
皆さん、こんにちは。
私は、看護師として臨床経験を重ね、現在は一般企業で社内研修の担当者として働いています。
受講のきっかけは?
受講のきっかけは2つあります。
1つ目は、今の仕事はテキストでのやり取りが多く、多くの人に伝わる文章が書けるようになりたいと思ったこと。
2つ目は、看護師としての経験を活かせる働き方はないかと考えていたときに、医療ライターの存在を知り、チャレンジしてみたいと思ったことです。
タイミング良く、添削コースの募集があったので、思い切って申し込みをしました。
受講内容はどんな感じ?
メディペンlaboの添削コースは、基礎編と医療ライター編があり、それぞれ3つの課題があります。基礎編の課題に入る前に、基礎講義として4つの資料を読みました。
この基礎講義では、Webライターとしての心得や、わかりやすい文章を書くコツを勉強します。そのうえで基礎編の課題に取り組みます。
本業との兼ね合いもあり、私の場合は、ひとつの課題が終わるまで、1か月~1か月半くらいかかりました。
基礎編から医療ライター編に移る前に、編入テストがあります。編入テストをクリアしたら、医療ライター編での課題に取り組みます。
医療ライター編は基礎編に比べ、多くの苦労がありました。エビデンスとする資料の量が増えて、ひとつひとつ読み込むのに、時間が必要になります。
また「読み手がどんな気持ちでこの記事を読むのか」「何を解決したくて、この検索ワードを調べているのか」を考え、その気持ちにこたえる内容に仕上げることが、こんなに難しいことなのかと知りました。
ただ、こういう難しさに直面したとき、広田さんから助言をいただき、記事を完成させることができました。
受講したことでなにか変わったことはある?
受講したことで、自分の文章の癖がわかりました。私は冗長表現が多い(○○することができる等)ので、メールや資料作成のときに気をつけるようになりました。
また、主語、述語を気にするようになり、伝わりやすい文章が書けるようになってきました。
添削コースを終えてみて思うのは、医療ライターは人への興味と関心が必要な仕事だということです。
文章で読み手が抱く疑問にこたえるには、私たち書き手が「読み手をイメージすることが大切」ということを、山口さん、広田さんから教えていただいたと思います。
受講を検討されている方へのメッセージ
私はまだ医療ライターとしての活動はしていませんが、このコースを修了し、自分の文章力にすこしずつ自信が持てるようになりました。
医療ライターとして活動をしている方はもちろんですが、これからやってみたいと思っている方にとっても、基本をしっかりと身につけられる、大変有意義な時間になると思います。医療ライターを目指している方、ぜひ、添削コースにチャレンジしてみてください。
修了課題で執筆した記事がこちらです👇