子育てママのお悩みで多いのが、「働きたいけど働けない状況をどうするか」ではないでしょうか。
働くには子どもを保育所に預ける必要がありますが、保育所に預けるには就労証明書が必要です。
でも、求職中で応募したとしても、育休明け組や就職先が決まっている組に点数で負けてしまうため、なかなか預けるのが厳しいケースもよくあります。
では、子育てママはどうやって働けばいいんでしょうか?
国の取り組みで待機児童数は減少してきたけれど
待機児童数は減少しているものの、その数は未だ1万人を超えています。保育所激戦区で、申し込む前の段階で諦めている方もいることでしょう。
でも、働きたい、少しでも働かないといけないという場合はどうすればいいのでしょうか?
その解決の糸口としてご紹介したいのが、在宅ワークです。
在宅ワークってなに?
在宅ワーク=内職のイメージがあるかもしれませんが、今回ご紹介するのはクラウドソーシングサービスを使った在宅ワークです。
クラウドソーシングサービスは、仕事を頼みたい人と仕事を受けたい人をウェブ上で繋いでくれるサービスで、仕事のやりとりは基本メールかクラウドソーシングサービスが提供するメッセージになります。
つまり、ネット回線とパソコンがあれば家で仕事が完結します。
職種としては、ライター、デザイナー、プログラマーなどがありますが、一番間口が広いのがライターです。
ウェブ上にあふれるさまざまな記事の中には、クラウドソーシングサービスを利用したライターが書いているものが多くあります。
自分の書いた記事が何千、何万という人に読まれるのは、達成感と満足感を得ることができ、さらに多くの人に読まれる記事を書ければ自己肯定感も高くなります。
このように、クラウドソーシングサービスを利用した在宅ワークをおすすめする理由は、現状を打開する可能性の高い働き方だからです。
在宅ワークで保育所は利用できる?
働きたいママにとって、「保育園の入園」と「勤務先の決定」という2つのハードルをこえることは、かなり厳しい場合が多いです。
しかし、在宅ワークを始めることで、この状態を打開することができるかもしれません。
もちろん、在宅ワークを始めたからすぐに保育所に預けられるという意味ではなく、預けられる可能性を上げることに繋がります。私自身、在宅のライターとして入園の申請をし、無事に子ども2人とも入園できました。
在宅ワークで、2つのハードルをこえることができました。
2019年10月から保育園の無償化が始まったため、入所について行政のチェックも厳しいものになっています。きちんと働いている証拠として、確定申告書や開業届の控えの提出を求められる場合があります。
在宅ワークを勧める理由
こえるべきハードルはあるのですが、それでも在宅ワークをおすすめするメリットが2つあります。
在宅ワークは保険にできる
在宅ワークは単発の仕事が多く、継続の仕事も1年以上継続するものは稀です。
つまり、転職先が見つかるまでの繋ぎの仕事として利用できます。
勤務時間も勤務場所も自由な在宅ワークですので、子ども寝ている時や夫が子どもの面倒をみられるタイミングをフル活用し、仕事をこなして実績を積みます。
在宅ワークをしつつ、新しい仕事が見つかればそちらへ。
ダメなら在宅ワークの実績を残し、確定申告をきちんとすることで、在宅ライターやデザイナーとして働いている証明になります。
在宅ワークで収入を得られる見込みがあれば、それを本業として開業届を出せば、外へ働きに出る必要はありません。
フリーランスとして、思いっきり稼いでいきましょう。
子どもの体調不良や行事に柔軟に対応できる
在宅ワークは納期さえ守れば、いつ仕事をしてもOKです。
つまり、子どもが急な風邪や体調不良になったとしても、欠勤の連絡や上司や同僚への配慮が必要ありません。
時間や場所の縛りがないため、子どもの習い事を待つ時間に仕事をしても問題ありません。
リビングでも寝室でも、車の中でもカフェでもどこでも、ネット環境とパソコンやタブレットさえあれば仕事ができます。
病気しがちな乳幼児期はもちろん、小学校に上がってからも、子どもの習い事の送迎や宿題を見る時間を確保することが比較的楽にできます。
子育てママにとって、子どもにも自分にも優しい働き方はとても大切です。
子供を抱えてのフリーランスは不安・・・でも一歩踏み出せば道は開ける
私は在宅ライター5年目ですが、最初はこんなに長くフリーランスとして働くことも、こんなに稼げることも想像していませんでした。
在宅ライターを始めた時期は、子どもが病気がちで会社を辞めた直後でした。育児を優先しつつできる仕事を模索した結果、クラウドソーシングサービスを利用したのが始まりです。
最初は、無名の新人ですので、ひたすら案件に応募しては受注できないということの繰り返し。
それが3カ月ぐらい経つと、ぽつぽつ仕事を受注できるようになり、年収はだんだんと右肩上がりで増えていきました。
仕事の相談や依頼をいただくことも増え、ライターとしてのスキルや経験も積み上がり、いつのまにか自治体の在宅ワークセミナーに先輩ワーカーとして登壇していました。
開業届も出し、名実ともにライターとして日々記事を書き続けています。
フリーランスと聞くと、続けることができるのか不安ですし、なにからやったらいいかわからないのが普通ですよね。
でも、やってみればいつのまにか形になっていくものだと思います。
保育所に入れず、条件に合う仕事先も見つからないまま悩み続けるよりも、とりあえず一歩踏み出してみることが大切なのではないでしょうか。
私自身、クラウドワークスに登録して仕事を始めたことは大きな転機だったと思います。
在宅ワークの今までの歩みはこちらをぜひご覧ください